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カラーリストの皆様へ 色彩検定に合格してもらう授業をする秘訣とは?「色彩検定3級合格講座」開催報告!

カラーコンサルタントの三浦まゆみです。

6月4日は「色彩検定3級合格講座」でした!パートナー講師の谷口明美先生とダブルヘッダーで1日バッチリ色漬けになりました。

6月末の試験まであと1ヶ月!やるしかない!と参加者の皆さんも真剣!それに答える講師も真剣!ギューッと密な時間でした。

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今日は、カラーの講師側の目線から、「色彩検定に合格してもらう秘訣」の1つを書きました。これは、検定の内容ではないカラーセミナーのときにも役立つ考え方だと思うので、「人に色を伝える」仕事の方は、読んでみてくださいね。

このような内容です。


【 カラー講師の方へ ~色彩検定に合格してもらう授業をする秘訣~ 】


【1】カラー講師はテキストを読んではいけない!独学と通学の大きな違いを認識しよう!


【2】みんなが苦手意識を持つ「〇」や「〇」の内容こそ、楽しもう!


【3】何より大事なことは、意外に「コレ」だったりします。


【4】まとめ


・・・・・・・

 

【 カラー講師の方へ ~色彩検定に合格してもらう授業をする秘訣~ 】


【1】カラー講師はテキストを読んではいけない!独学と通学の大きな違いを認識しよう!

私が色彩検定の受験者の方に、「通学した方がいい」とお勧めしているのは、独学と通学のメリット・デメリットをわかっているからです。

独学の方が、「お金がかからない」「自由な時間に学べる」というメリットはあります。

ただ、デメリットとして、「テキストを読んだだけでは、なかなか内容が頭に入らないことが多い」そして、「テキストだけだと、試験に受かるために、最短時間で効率よく勉強する方法はわからない」からです。

ということは、逆に言うと、色彩検定を教える講座では、「テキストを読む」という授業をしては、独学と変わらないので、意味がない、ということです。


では、合格のためにカラー講師が何を授業で伝えるべきか?


①テキストの内容で、わかりずらいと思われるところの解説

講師初心者は、自分が勉強していてわかりずらかったところを。経験者は、何度かの授業で参加者から質問が多かったところなどを重点的に噛み砕いて説明しましょう。

わかりやすい説明をするには、「難しい用語を小学生でもわかる言葉で言いかえる」「事例を伝える」「ビジュアル資料で見せる」などが有効です。


②試験に出題されるポイントとその覚え方のコツ

過去問を見て分析して、よく出題されるポイントを伝えましょう。また、どうしても試験だと覚える内容が多いので、受講者が「こんなに覚えられない!!」となることが多いので、簡単に覚える方法を教えてあげましょう。

例)虹の色の並び順の覚え方(ニュートンの虹の色)

赤 橙 黄 緑 青 藍 紫 → 「あか、だいだい、きいろ…」と読むと覚えずらいので、「せきとうおうりょくせいらんし」と読むと覚えやすくなります(^^)

こういった、「簡単な覚え方のコツ」を伝えられるかどうかが、カラー講師の腕の見せ所ですね。

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③テキストに関連する、「面白い!!」と思える事例を伝える

色彩検定のテキストを隅から隅まで解説したら、時間がいくらあっても足りません。ですので、テキストの内容をすべて話す、という考えはやめましょう。

時々、悪気はなくサービス精神で、テキストを全部解説しようとして、すごい早口で話し始めるケースがありますが逆効果です。

「早く進む&たくさんしゃべる → 内容が理解できない&ついていけない → よくわからないとつまらない → 色が嫌いになる」

という悪循環になりますので、やらないでくださいね。

必要なのは、テキストの内容に興味を持てるような「事例」をいくつかピックアップして話し、受講者に「色って面白い!!」と思ってもらうことです。

例)視認性が高い色 = 見たときにパッと目に入りやすい配色

一番視認性が高いのは、「黄×黒」の組み合わせ → 街中でこういう配色の看板やサインってある?

「マツモトキヨシ」の看板

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電車の踏切表示

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通学路の表示

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そして、渋谷で見かけたこんな看板(笑)あ、お店に入ったことはありませんよ!

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そして、必ずこの授業では誰かが言い出す「虎」(笑)

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すみません、ちょっと笑いに走りましたが!ここまですれば「視認性の高い色」がいやでも記憶に残りませんか?

そして、今度から街中を歩くときに看板の色が気になりだすはず。そこで、「なぜこの看板はこの色を使っているんだろう?」と考えるのが、本当の「生きた色の学び」なのです。

カラー講師の役割は、「テキストを読む」ことではなく、「いかに日常の色に目を向けさせるか」です。これをしないと、試験終了後に、「色の知識はあるけど実際には使えない」という困った現象が起こってしまいます。

そして、なにより「色って面白い!」という興味を持ってもらうきっかけをつくることです。そうすれば、一から十まで解説しなくても、生徒さん自身が興味を持って勝手に勉強し出します。

いいカラー講師は、その「興味付け」のスイッチを押すのが上手です(^^)



【2】みんなが苦手意識を持つ「〇」や「〇」の内容こそ、楽しもう!

さて、問題です。

みんなでテキストを持って何かをしている写真、何をしているところでしょうか?

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色の授業というと、キレイな色を目の前にして、美しく配色を考えるようなイメージがありますが(もちろん、それもやります!)、実は1/3くらいは理科の授業みたいなことをやります。

色の正体は「光の波長」。光がないと色は見えません。そして、光には波の性質があり、波長の長さによって見える色が違います(長い波長は赤、短い波長は青、というように)。

そして、光だけあっても、「眼」がないと、色を見ることができません。その眼の構造も、人間と動物、昆虫や鳥で違うので、同じ色の見え方をしていません。たとえ、同じ人間でも、加齢により眼が変化すると、色の見え方は変わるのです。

と、いうことで、色のテキストには「光」や「眼」についても、いろいろ書かれているのです。ここは、女性は特に苦手意識を持ちやすい単元です。

でも、「色が見えるしくみ」がわかると面白いし、知っておいた方が、高齢者にもやさしい、わかりやすい配色を選んだり、光をコントロールして、自分の顔を美しく見せることだってできるんですよ(^_-)-☆

(女性の顔を美しく見せるのは、白熱電球=暖かみのある光です。肌の血色を良く見せ、陰影が深くなるので彫りが深く見えます~)

この単元は、実験なども積極的にしていくと、苦手意識が少しやわらぎます!(小学生に戻った気持ちで!)

本を持っている写真は何かというと、「眼の盲点の実験」をしているところです。
普段、「それは盲点だった!!」と、うっかり気が付かなかったことなどについて、そんな風に表現しますよね?


眼の中には、そんな盲点が存在します。盲点にピントが合うと、ものが見えなくなってしまう場所がホントにあるんです。

テキストを眼に近づけたり遠ざけたりして、見ている図が消えて見えるところ=つまり自分の盲点を見つける実験をしているところです~本当に、パッと消えるので面白いんですよ(^^)/

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【3】何より大事なことは、意外に「コレ」だったりします。

検定講座でパートナー講師の谷口明美先生の授業を見ていて面白いな、と思うのが、検定対策で、けっこう理論的でややこしい内容を教えているのに、やけにうれしそう!ということです。

いや、、そういう私も笑っていますので。ふたりとも検定講座が楽しいというマニアックな人種です(笑)

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もちろん、試験となれば、覚えることもたくさんあるし、頭が混乱する内容もあるのですが、理論的であるということは、学んで理解すればするほど、色の謎が解けるので、パズルみたいで面白いんです。

カラー講師側からの目線も加えると、受講者さんの顔が「わからない → わかった!」と変わる瞬間が見れたり、「色って面白いですね。深いですね!」とか「最近、色が気になって、洋服選びも楽しいです!」という反応があるのが、この仕事の大きなやりがいです☆

ここで伝えたかったのは、「講師が色を楽しむ、そしてその姿を生徒さんに見せる」ことがとても重要ということです。

検定講座だからといって、まじめな顔ばかりして授業をする必要はないのです。カラー講師が楽しそうに教えたら、授業の雰囲気は必ずよくなります。学びがますます楽しくなります♪

そんな感じで、検定対策講座の1日は、あっという間でした。けっこうな色漬け具合いだったので、参加者さんは頭が一杯になったと思いますが、勉強を続けるうちにだんだんと、そんなに力まなくても、複雑に考えなくてもセンス良く、しかも理論の裏付けのもとに色が選べるようになるので、楽しみにしてくださいね♪



【4】まとめ


色彩検定に合格してもらう授業をする秘訣は、まずはテキストを読む授業をしないことです。テキストの内容を網羅することではなく、「わかりづらい内容の解説」「試験でよく出るポイント・覚え方のコツを伝える」ことが大事です。

なにより、「色に興味を持ってもらう」ことを大事にして、話す内容を考えてください。あなたの体感した「色の効果」「色のエピソード」こそが、受講者を色の学びに引き込むきっかけになります。

そして、検定で嫌われがちな「光」や「眼」の単元も、知っていると日常生活の中でいかに役に立つか?を伝えることで、「知る意欲」がわいてきます。積極的に実験なども取り入れて受講者を巻き込んでください。

最後に、カラー講師自身が色を楽しみ、楽しく授業をすると、それは必ず受講者にも伝染します。少々話が脱線してもいいので、ぜひ、色の世界の楽しさをあなたなりの言葉で伝えてあげてください。

そう、それこそ、今日あなたが着ている洋服の色は「なぜこの配色にしたのか?」の理由を伝えるだけでも、生きた色の授業になるのです。


【 追伸 】

今回開催している「色彩検定合格講座」は、既に資格を取得済みのカラーリストさんの受講も可能です。

「色の教え方を学びたい」という方もWelcomeなので、生の授業を見て、ぜひまわりの方を「色好き」にする授業を展開してくださいね☆(実際に今回、カラーリストさんも受講されています^^)


2016年冬期検定(11/13)対応色彩検定3級・2級合格講座】の詳細はこちら
 
色彩検定の詳細は、こちらをご覧ください。

 

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