仕事の依頼が来るカラーリストになる方法「一瞬でパーソナルカラーに興味を持つ、お客様を増やす方法」
カラーコンサルタントの三浦まゆみです。
私が主催する「メイクアップ実践講座」では、受講する方にご提案していることがあります。今回は、皆さんが意外にやっていない、仕事の依頼が来るカラーリストになる秘訣をお話します。
このような内容です。
「一瞬でパーソナルカラーに興味を持つ、お客様を増やす方法」
【1】パーソナルカラーを知るメリットは言葉よりも〇〇で伝える
【2】〇〇を用意するときの3つのポイント
【3】パーソナルカラー診断をするときにやってほしいこと
【4】まとめ
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「一瞬でパーソナルカラーに興味を持つ、お客様を増やす方法」
【1】パーソナルカラーを知るメリットは言葉よりも〇〇で伝える
最近、ビジネス交流会などに多く参加しているのですが、「パーソナルカラーって何?」とよく聞かれます。
パーソナルカラーのことをあまりよく知らない方、あるいはなんとなく知っている方に「似合う色と似合わない色でこんなに変わるんですよ」と、言葉で伝えるだけではなく、写真で見せると、反応が格段に違います。
そう、私が「メイクアップ実践講座」でご提案しているのは、これなんです。
「メイク講座で、自分の顔も全部メイクオフしてメイクし直すから、来るときは似合わないメイクをしてきて、ビフォーの写真を撮りませんか?」
私が使っているのは、下の自分の顔の写真です。アイフォンで見せてます。
*左が似合わないオータムメイク&スカーフ
*右が似合うサマーメイク&ファッション
いろいろな方にお見せしたところ、似合わない方が、「キツそう・ケバい・老けて見える・話しかけづらい・太って見える」とご意見をいただきました(泣)
この写真を見せながら、「間違って似合う色を身に付けていると、もったいないと思いませんか?」と、お話すると、言葉だけのときよりも、格段にパーソナルカラーの効果をわかりやすく伝えられます。
【2】〇〇を用意するときの3つのポイント
以前、友人の顔を借りて、ビフォー・アフターの写真を撮らせてもらったのですが、他人の顔だと遠慮があるので、今回は自分の顔を徹底的に犠牲にしました(笑)
いや、自分の顔だからこそ、説得力があるとも言えると思います。
「ビフォーアフターの写真を撮るときのポイント」は3つあります。
①一番似合わない色の洋服と、一番似合う色の洋服で、落差を見せる
例えば、こんな色を選んでください。
・スプリングタイプなら、似合わない地味なグレーと、似合う華やかなコーラルピンク
・サマータイプなら、似合わないカーキと、似合うエレガントなペールラベンダー
・オータムタイプなら、似合わないショッキングピンクと、似合うこっくりとしたマスタードイエロー
・ウィンタータイプなら、似合わないくすんだベージュと、似合うメリハリのあるモノトーン
該当する色の洋服を持っていなければ、スカーフ・ストールでもOKです。
②思い切って、濃いめのメイクにする
意外に、写真に撮ると色が出ませんので、メイクは濃くしてください。ここで躊躇しない方がわかりやすい写真が撮れます。
②他の人に写真を撮ってもらう
自分撮りだとうまく映りません(三脚を使えば別ですが)。わかりやすい写真を撮るなら、他の人に頼んで撮ってもらってください。
こちらは、メイク講座で写真を撮った方です。けっこう差が出ていますよね?
*左が似合わない色、右が似合う色です。
【3】パーソナルカラー診断をするときにやってほしいこと
言葉ではなく、写真などで視覚に訴えると、パーソナルカラーのメリットが伝わりやすくなります。
パーソナルカラー診断の際にも、お客様がOKしてくださるのであれば、「ビフォー・アフター」の写真を撮らせてもらってください。
素顔で診断してる写真を公開するのは抵抗があると思いますので、診断後にベースメイクをしてからでも構いません。「似合わないドレープ」を当てたところと「似合うドレープ」を当てたところを両方撮影しておきましょう。
ちなみに、「素顔じゃないと差がでないのでは?」という質問もよく受けますが、そんなに厚塗りではなく、ファンデーションの色選びが間違っていなければ、メイクしていても問題ありません。ただ、口紅とチークは薄めに塗ってもらった方が、その色に視線がいかずに、ドレープの色に違いによる顔色の変化がわかりやすいです。
お客様の「ビフォー・アフターの写真」を、チラシやHP、ブログ、Facebookなどに掲載することで、一瞬でパーソナルカラーのメリットを伝えられます。
【4】まとめ
パーソナルカラーに興味を持つお客様を増やすには、写真を活用してください。洋服とメイクを似合わない色にして撮影すると、かなりインパクトがあり、似合う色との比較で見せると「似合う色を知るメリット」を一瞬で伝えることができます。
写真を撮るときには、思い切って一番似合わない色と一番似合う色の洋服を選んでください。中途半端に妥協しない方がいい写真が撮れます。そしてメイクは濃い目に、写真は自撮りしない方がわかりやすい写真が撮れます。
さらに、ビフォーアフターの事例は多い方がよいので、パーソナルカラー診断時にも、お客様の写真を撮りためておくとよいでしょう。お客様は、素顔の写真を撮るのは抵抗があるはずなので、メイク後でも大丈夫、とお伝えすると撮影OKとなることが多いです。
【おまけ】
先日お会いしたコーチングのお仕事をされている男性は、私の写真を見て、色にすごく興味を持ってくださって、「カラー奥深し」というタイトルでご自身のメルマガで紹介してくださいました。
そのときの、このビフォー・アフターの写真の感想コメントは、こちら。
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そうそう、後とても面白かったのが
わざと自分に似合わない色ばかりを
身に着けて撮られた写真があって
それをみると、何かすごくきつい感じで
めっちゃ怖い感じがしたんですよ
あれはビックリ
カラーって潜在意識に訴えかける
ことができて、実は最強のツールなのかも
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色彩心理のお話もしたので、「潜在意識が…」というコメントが入っていますが、この後、「何か一緒に仕事しましょう、面白そうだ!」とお声かけいただきました。お客様だけではなく、ビジネスパートナーも引き寄せました(^^)