カラーを仕事にする方法&ビジネスに役立つ色の使い方 東京 渋谷のカラーのプロ養成スクール

カラーコンサルタント三浦まゆみが主宰する、カラースクール in-living-color(インリビングカラー)のBlog (ホームページは https://ilcolor.com/)

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色の初心者にお勧めの色の検定&資格を取得すると何に役立つ? 【 色彩検定2級合格講座 】1日目開催報告!

カラーコンサルタントの三浦まゆみです。

5月28日に、【色彩検定2級合格講座】を開催しました!6月末の検定のための短期集中講座の1日目です(^-^) 合格を目指しているので、「対策講座」ではなく「合格講座」です!

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*日本塗料協会の色見本をチェック中~ベージュ・ブラウン系など、インテリアカラーでは低彩度色が充実しています。分野によって使う色の傾向も違いますね!

 

「色って試験があるの?」とよく聞かれることがあるので、今回は「色の検定」について書いてみたいと思います。

このような内容です。


【 色の初心者にお勧めの色の検定&資格を取得すると何に役立つ?】


【1】色の初心者にお勧めの「色の検定」とは?


【2】何級まで取得すると色のプロになれる!?


【3】合格につながるお勧めの勉強方法とは?


【4】まとめ


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【 色の初心者にお勧めの色の検定&資格を取得すると何に役立つ?】


【1】色の初心者にお勧めの「色の検定」とは?

色の検定は、ここ数年ですごく増えたのですが、昔からある王道の検定は、色彩検定協会主催の「色彩検定」です。文部科学省後援の、きちんと履歴書に書ける資格です。

「配色(カラーコーディネート)、色彩心理を知りたい」、「まずは楽しみながら色を学びたい」という方には、私は「色彩検定」をお勧めしています。

よく東京商工会議所主催の「カラーコーディネーター検定」と比較されるのですが、東商検定の方がテキストが厚く、印刷業界や塗料業界など、専門職の方の受験も多いので、その分、内容が専門的です。

テキストを見るとわかりますが、グラフや表なども多く、光や眼に関しての記載も多いので、初心者には少々とっつきづらく、「難しい」と感じやすいようです。

ですので、「色彩検定」を受けてから「東商カラー検定」という順番だとスムーズに資格取得できると思います。

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【2】何級まで取得すると色のプロになれる!?

やはりカラーリストとして活躍するのであれば、1級資格は取得したいところです。最上級の資格を持つということで、あなたの意識も変わるし、まわりも一目置いてくれます。

ただ、色の初心者で「まだこれから何に活かすか考えたい」という方には、まずは2級までの取得をお勧めしています。

3級と2級を学ぶと、調和するセンスのいい配色をつくるルールが全て学べるからです。1級で新しい配色方法は出てきません。(イメージ表現の手法は出てきますが)

特に色が関わる仕事で、今はご自身の感覚(センス)で色を選んで、お客様に喜んでいただいている方に。そのセンスの良さを裏付ける色の知識で、理論武装をすると、よりプロとしての説得力が増します。

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簡単に言えば、「この色合わせがお勧めです」の後に、「なぜなら‥‥」と選んだ理由が明確に言えるようになります。

なんとなく選んだではなく、ここまで言えると、プロだ!!と一発で感じてもらえます。そうなると、お客様の聞く体制が確実に変わりますね(^^)

今回は、お花の先生、アパレルの古着を扱うネットショップの方、塗装会社の社長さんが参加してくださっています。

ちなみに来週から始まる3級講座には、グラフィックデザイナーさん、ヘアメイクさん、テーブルコーディネーターさんも。

色が関わる分野って幅広いので、業種もさまざま。そこがまた面白いのです☆

さすがに2級の内容は、そこそこボリュームがあるので、講座初日も少々詰め込みモードでしたが、しっかり身につけられたら、色をアドバイスするときの自信は格段に上がります。そこを楽しみに皆さんがんばっています(^^)


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【3】合格につながるお勧めの勉強方法とは?


合格へのポイントはいろいろありますが、ここでは2つご紹介しましょう。

①短期集中でパフォーマンスを上げる

今回の講座は、試験日の1か月前からスタートします。「1ヶ月しかない!」と思うかもしれませんが、人間は期間が限られるからこそ、いつも以上のパフォーマンスが出せる。それは確実です。だって、まだ半年ありますねって言われたらやる気にならないでしょ?

と、いうことで、パートナー講師の谷口明美先生と、ほどよくスパルタな(笑)授業をさせていただきました!もちろん、効率よくポイントを覚える方法もお伝えしました。

参加者の皆さん、頭パンパンかもしれませんが、「色漬け」になる期間が、色のセンスを一気に磨くチャンスですからね。がんばってください*\(^o^)/*


②日常生活の中でも「配色」を使ってみる

今回ご担当くださった谷口先生は、配色を教えるので、ご自身のファッションを配色ルールにのっとったものにしていらっしゃいました(^^)

そうしたら!まさかのリンク。サポートに来てくださった安藤昌子先生のファッションも同じ配色!?これはまったくの偶然なのですが、二人揃って、いい教材になってくださいました。

*2級に出てくる「トーン・オン・トーン配色」=同系色の濃淡配色です。水色×紺、ベージュ×ブラウン。典型的ないい見本ですね♪

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こんなふうに、テキストから飛び出して、日常生活の中でも楽しみながら「配色のルール」を使ってみると、体感が伴って、暗記よりもスッと頭に入ってきます。

ときには、テキストとにらめっこするのはやめて、クローゼットから洋服を引っ張り出して、配色を試してみることも色の理解を深めるのにお勧めですよ!


【4】まとめ

色の試験として王道の色彩検定、「配色」「色彩心理」を学びたい初心者にお勧めです。資格を取得すると、あなたの自信にもなるし、対外的にも認められる文部科学省後援の資格です。

3級、2級を取得すると配色のルールが全て学べるので、まずはここを目指して学ばれると、仕事などで活用できます。

合格のためには、期間限定で学ぶこと。人は短期集中の方がパフォーマンスが上がります。そして、テキストだけ見ているのではなく、ぜひ日常生活の中で、学んだ色の知識を使ってみてください。丸暗記よりも頭にスッと入るはずです。

色彩検定は、3級の合格率が70%、2級の合格率が50%、1級の合格率が30%となっています。

「難しそう!」と思うかもしれませんが、学生さんも多く受けて合格している試験です。しっかりテキストで学べば、そこまで大変な試験ではありません(1級はちょっと大変ですが~)。

試験なので暗記は必要ではありますが、「色を見ているだけで楽しい」という方には、色の学びは奥が深いので、きっと楽しみながら勉強できると思います。ぜひトライしてみてくださいね。


色彩検定の詳細は、こちらをご覧ください。

2016年冬期検定(11/13)対応色彩検定3級・2級合格講座】の詳細はこちら

 

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